あなたを縛るものは捨てて行け
善悪のような二元論を越えた先に、本当の愛があるような気がしています。
例えば、私は見事に白黒つけたがる善悪人間なので、
「〜すべきではない」「〜しなければならない」で自分の心を縛っています。
極端なのは、何もしていない時間を「また怠けてしまった」と後悔したり、
眠れない時は「眠らないといけない」という強迫観念で自分を追い込んだり、
いつも自分をジャッジして生きています。
交流分析でも恐ろしくCP(批判的な親)が高く、
FC(自由な子ども)がとても低い状態にありました。
上記のケースも、別に何もしていない時間を悪くとる必要はないし、
ましてそれで自分を責める必要もないわけです。
それでも自然とそうしてしまう。
それは幼少期に形成された脳の解釈なんだろうと思います。
そしてその時期から私は感情を抑圧して生きることを覚えます。
それは善悪に沿って、正しくあろう正しくあろうとしてきたから。
きっとそうしないと生きていけなったんだろうなと、
子どもの頃の家庭環境を今振り返ってみて思います。
そしてその頃の生き方で何十年経った今も苦しんでいる。
親を恨む気持ちも、消えてなくならない。
でも今できることは、親の代わりになって、
自分を許し続けること。
自分の中に自分を裁いてしまう許せない部分がなくなるまで、
時間はかかっても今度は愛で支えてあげたい。