WE BECOME WHAT WE THINK ABOUT

自己愛改善ラボログ

現実に振り回されずに、自分の想念を逆探知する

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前回はエネルギーチェックの話でしたが、

 

今回は想念チェックの話です。

 

 

この話は、明らかに今までの思考プロセスを反転しないと、

 

意味不明な話になってしまいますが、

 

どうしようもない現実に直面している私にとっては、

 

もうそうやっていくしかないよなという段階に到達しています。

 

 

想念とは、自分の信じていることに他ならないのですが、

 

目の前に立ち上がっているすべての現実(五感で感知できる世界)は、

 

想念が先にあって、その想念を具現化しているという説です。

 

 

私はここ最近、持病が再発していて、

 

自我(想念)をチェックしていたら、

 

いつも心の中に「お母さん、助けて」という声があることに気づきました。

 

私は3きょうだいで、母は私が幼少の頃、精神的に余裕がなく、

 

子どもたちの心に寄り添うようなタイプの母親ではありませんでした。

 

そしていつしか私は「母親に迷惑をかけないことが母親を助けること」だと、

 

深く心に決め込み、寂しさや不満や怒りを押さえ込むようになりました。

 

 

結果、どうなったかというと「お母さん、助けて」と言うしか仕方のない

 

現状ばかりに苦しめられるようになりました。

 

職もなく、病に苦しみ、自己否定ばかり。

 

 

ここで「お母さん、助けて」という自我が満足することはないと悟ります。

 

惨憺たる現実があるから、「お母さん、助けて」と思っているのではなく、

 

「お母さん、助けて」という想いがあるから、その通りの現実が立ち上がるのだと。

 

 

またもう一つ気付いた想念は、祖母に対するイライラから見つかりました。

 

祖母は、基本的に自分の話ばかりする人で、

 

私たち家族がうんざりしているのもお構いなしに自分の話ばかり、

 

人の話を聞くというコミュニケーションを知りません。

 

私は自分が聞くのは勿論、家族が聞かされているのにもイライラしていたのですが、

 

そこには「自分の欲求より(祖母の場合は話したい、聞いてほしい)

 

他人の気持ちを考えなければいけない、空気を読まないといけない」

 

「自分が話すばかりでなく、人の話も聞くべきだ」

 

「私の考えが正しい、祖母が間違っている」

 

などなどたくさんの想念によって、苛立ち、そして想念によって

 

立ち上がってきた現実に対して、再び苛立っての無限ループにはまっていたのです。

 

 

確かに人の気持ちを考えたりすることは大切だけれど、

 

人の気持ちはいつも正しくわかる訳ではありません。

 

だったら、自分の気持ちをいつも大切にしている方が重要かもしれません。

 

話すのが苦手で、聞いている人だっているでしょう。

 

見方によっては、積極的に家族に関わろうとしているのは祖母かもしれません。

 

 

想念によって、現実は同じでも、感じ方は変化していきます。

 

私は自分のことを常識人だと思ってきました。

 

でもそのことが「自分の考えは正しい」という考え方を強固にし、

 

結果としていつも怒っていました。

 

けれど、「感情的になるのは子どもっぽい」と感情に蓋をして、

 

ストレスを心身ともに抱えられなくなるまで抱え込んで、

 

病気になっていたのかもしれません。

 

 

とりとめのない文章になってしまいましたが、

 

自分に不利な想念は手放すに限ります。

 

そして想念は「気づくだけ」で消えていきます。

 

もし消えなければ、「手放したい」と思わずに、批判もせずに見守ります。

 

あぁ、この想念のせいで反応しているんだなと。

 

きっとそのうち気にならなくなるくらい脳がうまくやってくれます。

 

 

想念を発見したら、何か紙にでも書き出してみてはいかがでしょうか。

 

 

追記:「自分の考えが100%正しい」という想念は、

 

どんなに引き寄せを学んでも、自分の考えと反する場合、

 

採用されないってことだから、早く手放した方が良さそうですね。

 

寝る前に静かに自我と対話してみよう。